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ブロードウェイミュージカル「アベニューQ」 [演劇]

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子供の頃から親しんで来たビッグバードやオスカーの住む「セサミストリート」
ちょっとブラックユーモアも盛り込まれ、
カーミットを筆頭に個性的面々が揃う「マペットショー」。

ジムヘンソンの子供の教育への信念、
マペットと呼ばれる彼らを通した表現や
理念、そして想像力に共感して
ずっと愛し続けてきたもののひとつです。

それが…
ある日、トニー賞の発表をみて私は存在を初めて知ったのですが。
マペットにそっくりなパペットを操る彼らが人形と一緒にそのまま舞台に登場し、
R指定はいらないのか!?という
ずばり下品なジョークをぶちまける、その名も
「AVENEUE Q」
一瞬ジムヘンソンなのかしら?
とも思ったのだけど。
ジムヘンソンならやらないのか…。
いや、
やらないでよ。

マペットショーを初めて観た時も
「大人が笑えるジョークを言ってるよ」
って思ったけれど、
これはもはや論外…。
域を越えてる。

観たい!と思っていたけれど、
訴えられないのかなんて思ってる間に
もう東京公演が決まってました。
で、慌ててチケットを入手して観て参ったのです。

正直、モドキの様なイメージがあった為、
人形の作りや、
またブラックジョークありきの作品なので
演者のパペッティアとしてのクオリティは
どんなものなのかとどこかで不安に思っていたのだけど、

どのキャラクターも魅力的。
いままではあり得なかったろう、
パペッティアの表情が見えるのが
よりキャラクター作りに繋がっていて
新しい表現方法であるな、という印象でした。

ストーリーとしては
人生に悩める現代若者が主人公。
人生の「目的」を求めて奮闘する日々。
そして大事なのが
子供の頃みたあのテレビドラマの主演子役、
ゲイーリー・コールマン!
両親を訴えてお茶の間の人気者から一転、
苦労を重ねる人生を過ごした彼が
みんなが住むアベニューQの管理人。
設定からしてひどい。

それにしてもえぐいのなんの(笑)。
私の隣の席が
高齢の女性お二人が座っていて
「大丈夫なのかな?間違ってきてないかな?」
と思ってたのだけど、
案の定休憩タイムの会話を聞く限りは知らなかったみたいで…。
おかげで笑いにくかったです。(汗)
とはいえ、笑わずにはいられなかったけど!
むしろ同じ列のちょっと離れたところにいた海外の方達と同じくらい笑ってたかもしれない。


こんな内容でよくオンで上演できたなー。とホントに思いました。
時代がオープンになって来てるってことなんだろうな。

オススメ度としては◎。
もちろんジムヘンソンを敬愛しているけれど
こういうショーが生まれたのも
世界中に彼のショーが受け入れられて
浸透しているからこそ。
ジョークや設定などの面白さだけじゃなく、
演出の面白さやキャラクターの魅力等、
ただの人形劇では済まされないです!



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ファントマ「ジョリーロジャー」 [演劇]

久々にファントマを観にサンシャインへ相変わらず演出良かった。
そして濃いぃ出演者達
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キャラメルボックスハーフタイムシアター2008 [演劇]

シアターアプル、もといコマ劇がなくなってしまうそうで、
足を運ぶのが今回で終わりかと思うとさみしいなーと、思いつつ、
会社からダッシュで劇場へ向かいました。
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個人的には大好きなハーフタイムシアター、60分のお芝居を2つやるという
私的には観やすいつくり。
しかも1日に2本みれるお得感

この日は「ハックルベリーにさよならを」が先の公演でしたけど
昔ビデオで観て以来観ていなかったので思い出しながら観たのですが
すっかりキャラメル節に癒されてしまいました。
少年の幼い心の美しさに感極まり…
最近落ち込んでいて泣きモードが入りやすい状態の
私としては号泣してました。[たらーっ(汗)]
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でもって次の日誕生日カードがキャラメルから届いてた。[ぴかぴか(新しい)]
毎年送ってくれるけど、今年はサポーター歴10年の為みき丸もお祝いしてくれました。
もう10年なんて…。
080627_0602~0001.jpgそして
いつも一緒にキャラメルタイムするRちゃんにも誕生日プレゼントにRASHのソープを頂いてしまった![ハートたち(複数ハート)]
すごい良い香りー。
おうちに帰って早速開けたら大量のポップコーンが入ってて、おなかが減りに減っていた為無意識でひとつ口に放り込んでしまったけれど、梱包材だから食べられませんっだって…
早く言ってよ!って思うたらちゃんとデカデカと書いてあるじゃんーー疲れ過ぎ。
因みに味はしなかったです。(当たり前?)
しばらくバスタイムが楽しいです!
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キャラメルボックス「きみがいた時間ぼくがいく時間」 [演劇]

080301_2150~0001.jpg←死んでる!?

わたしとしてはクロノスシリーズで一番好きかも。
静かに、切々と巨大な時間の流れの中で守られてゆく想いの切なさが劇場中に染み渡っていました。
そんなところが、私の受けた世界感の印象では藤子不二雄のSFみたいだったなーって思いました。
平たくSFと言ってしまうと安っぽいところがあるけれど、
その中で生きている人間の生き様がやっぱり描かれているわけで…。

ずっとミスダンデライオンがよかったなーっていままで思ってたけれど、
あれはもしかしてももこさんが演じていたからよかったのかな?って言うのも
今思っています。


それにしても今回もブログライタ−に参加できず……。
今度こそ申し込んだれ!って思ったのに
よりに寄って一番忙しい日ってさあ…。
かっかとーーさーーんっっっ

がんばれ自分。



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キャラメルボックス トリツカレ男 [演劇]

好き過ぎると観過ぎて感覚がぼやけて、
初めて感動した時の良さがわかりづらくなってしまう事がある。

そのせいではないけれど
たまたま前回とかめずらしく
キャラメル観れていませんでした。

そして今回のトリツカレ男。
主人公は何をするにも
取り憑かれた様にハマってしまう。
まさに没頭型。
そんな彼の恋のものがたり。

一応ネタバレしない様に
意識した上での感想になりますが。

少し遡って
昨年のクロノスは
良かった反面
どうしても
他の人のようにストレートに感動にひたる事が出来なかった。

愛する彼女を救うため、
何度も危険に飛び込んで行った主人公。

彼のまっすぐな気持ちは
切なくて
切り刻まれるような傷みが走った。
切ない話しは好きだ。

それなのに
何故か同調しきれていない自分がいて

単純に考えれば
ハッピーエンドで明るく
幕が降りなかったせいもあるかもしれないのだけれど

どこか彼と一緒に走り切れなかった気がする。
彼の想いがどこへ向かうのかと思うと
物語にはいりこんで
一緒に傷みを味わうワケにはいかなかった。

勇気が私にはなかったのだ。

トリツカレ男は幸せな男だ。

好きな事に没頭する勇気がある。
達成する喜びを知っている。
彼を愛するたくさんの人達がいる。

だからこそ彼の恋はより素敵にみえた。
彼も吹原くんみたいに
苦しんでいるようにみえたけれど

彼が求めたのは
他でもない
笑顔だからこそ
観ていた私も
勇気が持てたのかもしれない。


主人公を囲むキャラクター陣も
みんな個性的で温かいキャラクターで成り立っていて
心が暖まりました。

 

で、
ロビーで売ってたメゾンカイザーのパン♪

限定50個を友だちと一個ずつ買わせて頂くのは
心苦しかったのですが
パン好きの私の事ですので
そこはしっかり
ゲットさせて頂きました。

心も胃も満タンです〜。

印象的なオープニングも
素敵だったし
演出もよかった

今回はもう1度
観に行こうかなと
思います。

行けたらいいな〜!

琥珀さとこ

↓ネタバレお嫌いじゃなきゃ。
http://www.youtube.com/watch?v=hHJDYqtscpg


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武蔵野演劇祭+吉祥寺でごはん [演劇]

友人に誘われ、
久々にさるしげろっくのお芝居を観てきました。
さるしげは演出が好きなんだけれど、
毎回都合があわなくて
観に行けない事が多くって、
ホント久々です。
今回はダンスグループのBLAZEと組んでやっていて、
会話劇にも関わらず
観やすく楽しいものになってたと思う。

それでもって吉祥寺も数年ぶりに足を運びました。
昔住んでた事があったので
色々と感慨深かった。

せっかくなので
ハモニカ横町でご飯しようと思ったんだけど、
いきなり不思議な入り口に吸い込まれ、
「くぐつ草」でのランチになりました。

お店の雰囲気も独特の空間で

薄暗い洞窟の様な壁に不思議な安堵感がありました。

カレーとコーヒーも美味しかったです。
気がついたら休日と言う事もあってか
待ってらっしゃるお客様がいっぱい…。

今度は夜行ってみたいな。

因みに今回お芝居をみた吉祥寺シアターは
はじめていったけれど、
天井が高くて
とってもいい劇場でしたーー。



                  琥珀さとこ


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双頭の鷲 [演劇]

先日、テレビで美輪さんが今回の舞台が最後になるかもしれない…
と、いった様な事をおっしゃっているというのを見たんです。
いつもタイミングを逃していて、何度も悔しい想いをしていた美輪明宏さんの舞台。
えーー、最後とか言われるとなー、今回はなんだろー?と思い、確認してみましたら、
なんとコクトーじゃないですか!!絶対行きたい!!
 
忙しいとか余裕がないなんて言って、頭に栄養をあげないのはやっぱり悪い事だと思い、
けれど当日券をゲットするにもどうしよう…なんて考え、
やっぱり美輪さんを愛している友人を誘い、且つ当日券の確保を依頼したところ、
1番いい席が取れたーー!!
ありがとう!!友人!!
パルコの当日券っていつもマジックだ。
しかも気合いを入れてもらって取ってもらったのに、その日の当日券は友人しかいなかったの?(でも満席でした)1番でした。

これまでコクトーに何度も頭の中をえぐられる様な感じを与えられてきた私ですが、
「双頭の鷲」は正直全く前知識なしで拝見させていただく事に。

会社からダッシュで劇場に行き、ロビーの花の数々に圧倒され、
席で息を整え赤い重厚な幕をみつめながら、これから始まる3時間がどんな物になるだろう…、などとあれこれ考えていたのですが、
早い!早かった!
あっという間の3時間でした。
めずらしく2回の休憩を挟んでのお芝居だったのですが、
休憩の間がちょうど良く、でも休憩中もずっと頭の中でコクトーの詩がぐるぐる回っていて、休憩にならなかった(どのみちトイレの列に並ぶ気にはなりませんでした…)。
私は休憩タイムが苦手なタイプなんですが、それでも休憩時間がまだかな〜って、考えちゃうお芝居もあるんですよね。長ければ長い程。
でも今回は本当に休憩がうっとおしかったくらい。

そして齢300歳の美輪さんが演じる31歳の王妃がめちゃくちゃかわいいんです…。
本当に恋をしているかわいさなんです。
胸がきゅうーーって。キュウーってなったああ。

そして自分大丈夫??って思うくらい、号泣してしまいました…。
恥ずかしい…。さぞおかしな客に見えたろうに。
感動するにしても泣き過ぎ。
でもおかげで美しい詩で胸いっぱい。

帰りはいつもの人間関係でワインを飲みながら、
観て良かった、諦めなくて良かった、と言い合い、
且つ、役者である友人から思いがけない朗報を聞かされ、
本当に最高の一日になりました。

どこを撮ろうか悩んで、やっぱりここ?

自分で本を読むのもいいけれど、美輪さんが語るコクトーってのが良かったな〜。

演出もすばらしかった。
ただ引退?を考えているというだけあって、やっぱり3時間は大変だろうなあっていうのがわかる瞬間はあったんだけど、それでも観客をぐわっと掴みこんでしまうところはすんごいです。
しばらくは美輪さんの「ほほほっ」笑いが止まらなそうです。


琥珀さとこ



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熱帯倶楽部vol.4デンキ島@新宿シアターモリエール [演劇]

フジロックの早割が今年も始まりましたねー。気になるタカハシです。

今日はデンキ島を観てきました。畑中さん目当てでw

本当はキャラメルの「少年ラジオ」で畑中さんが主役やってたので、ラジオを2回観に行こうと思ってました。が、ラジオ、個人的にはすっごいがっかりしたもので。。
がっかりした理由として
主人公のラジオが大役を任せられるんですが、相手にはラジオの顔がバレているというものすごいリスクがあるわけですよ。なのに、顔がバレていない他のメンバーではなく、リスクを背負ったラジオが大役に抜擢される、と。そこで、ラジオの腕を買って、お前に任せる!という流れではあったかと思うんですが、リスクを背負ってまでも大役を任せる程買っている、と感じさせるシーン(要素)が少なくて、結局、無理矢理「主人公だから抜擢した感」があって。新鋭漫画家の辻褄合わない読切作品を読んでいるかの。。モゴモゴ。
そこで、何だこれ。と思ったら、全てがつまらなくなって。2回観る気にはとてもなれず。いやーがっかり。キャラメルは次回の「サボテン先生」と「まつさをな」に期待します。
それで、チラシに目をやると、畑中さんが客演する作品があるじゃないですか!
ラジオ2回目の代わりに、こっち行ったれ。ってな訳で行ってきましたデンキ島。

熱帯倶楽部vol.4「デンキ島」@シアターモリエール 2007.2.11
A列ってどこ?と思ったら、3列目でした。
しょっぱなからレッチリの曲。(確か「Scar Tissue」だったかと。。) 私の好みわかってらっしゃる、畑中さんw(全てにおいて勘違い)
もうね熱かったです。お芝居もお話も私自身も。劇中ずっとドキドキが止まりませんでした。終わってからも動悸が止まらず。。

あれ、これって、、
私に今必要なのは、救心?

後ろを振り向くと、西川さんと大森さんがいらっしゃいました。リアル救心。救心。
友達曰く、篠田さんと阿部さんも居たとのこと。

今日が千秋楽だったんですが、失敗したな〜。このお芝居、もう2回くらいは観たかった!すごいよかった。DVDにならないかな?映画化とかしないかな?
これだけドキドキしっぱなしで止まらない感覚は、お芝居観てて感じたことなかったので、ちょっとびっくりです。

んで畑中さん、めちゃくちゃかっこよかったです。また役柄がかっこいいんですけど。
最後の場面で、畑中さんがバイクにまたがり正面を見据えるシーンがあったんですが、ライトがパッと当たってね。
目の下のクマすごっ。てね。

劇場狭いから近いし、よく見えて、とてもよかったです。

あーやっぱりもいっかい観たいなー。
たかはし


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演劇集団キャラメルボックス「少年ラヂオ」 [演劇]

11月25日19時の回、東京初日に観て参りました。

公演中はほぼ毎日社長の加藤さんによってpodcastが更新されているのですが、その中で「ラピュタをやりたい」と言う事ではじまったらしい今作、設定は大正時代。どのようにしてキャラメル流のラピュタが構築されたのか、色々想像を巡らせながら、劇場へと足を運びました。

そもそも、キャラメルボックスはラピュタの様な芝居がやりたい、という意識のもと始まった…といった感じの事を、何度か耳にした事があるんです。
なので過去の作品にはファンタジーモノも結構あるし、敢えてここで改めてそういう名目を掲げたのは何故なのかな?今回の脚本が新人の隈部さんだからかな?

そしてわたしが実際に劇場にて体感したのは、ラヂオという、大きな社会に必死で飲み込まれない様に生き、まっすぐに輝いて成長しようともがいている小さな少年の生き様でした。
なるほど、ラピュタでも、大人の数倍がんばって生きていた主人公達がいました。

加藤さんのpodcastは、いつも日を追う毎に、まだ観ていない人間にはハラハラもののネタバレが拡大していく傾向がある為、ネタバレNGの私は今回初日に観る事にしたのですが、神戸公演では既に、その後どうなったかの妄想談義が…(泣)。

でも、今回に関しては聞いておいてよかったかな。
私もその後の彼らが非常に気になり、あれこれ考えながらクライマックスを迎えました。

純粋に小さな主人公たちを見守ってあげる感覚で観れる作品だと思います。

それから今回はクリスマスツアーなので、劇場のツリーに、毎年何かぶら下げて来ようと思い、忘れていたので、今年こそはみき丸の凝ったぬいぐるみでも…!!と、思っていたのに、当日の朝まで忘れてた〜。
慌てて巾着を縫って、近所の駄菓子屋さんで駄菓子を大人買いしていっぱい入れてぶらさげてきたけど、オーナメント、って感じじゃなかったので、下の方にプレゼントっぽくぶら下げてきました。
もっとオーナメントチックに☆のブローチとかつけたかったな〜。
でも、即席の割に我ながらかわいくでけた♪
みんな食べてくれるかな〜。
巾着なんて10年振りくらいに作ったけど楽しかった。
これをきっかけに暫くはまって縫ってそう。

いつも元気をくれるキャラメルにお礼です。

それにしても、加藤社長のpodcastは、キャラメルファンはもちろん、演劇に興味ない方にもおすすめです。
その日その日で内容は幅広く違いますが、元気な社長の声にのせて、彼の哲学を聞いていると、日々の仕事で疲れきった体にエネルギーを注入されているかの様。
ただ日によってはラーメン食べながら話したりしてますけど…。
絶対、ダイエット中の私に喧嘩売ってるんだと思った。


因みに、この日だけだったかもしれないけど、サンシャインの巨大ツリー下には、ケータイ会社の宣伝に励んでいる、あの方がいらっしゃいます。
動かないけどね。

琥珀さとこ


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キャラメルボックス「雨と夢のあとに」7/29 19時の回 [演劇]


昼間に急に別のお芝居を観に行ったので、友人との待ち合わせの約束の時間に遅れてしまいました…。申し訳ない。

ドラマの時も非常に良かった作品で、毎週夜な夜なそれはもう独りで泣いていました。
元々涙もろいので、もはや手をつけられません。

そんな切ないけれど大切な人を思い出せずにはいられないこの作品。
「雨と夢のあとに」

「先にキャラメルで舞台にして欲しかったなー」と思っていたのでしたが、
逆でした〜。ね、。

変なお話、2時間を延ばすのは結構いくらでも延ばせたりするんだけど、
逆に縮小するのは結構大変な作業…。
 
そのせいか、個人的にはもうちょっとエピソード削って、何かオリジナルなストーリー展開が欲しかったかなあ?なんて、幾分感じたりもしたのですが、私もこの作業嫌い(笑)。
なんだか場面展開が多かった気はするのです。

それでもやっぱり今回も舞台の上は輝いていました。
それは雨上がりの木の葉からこぼれ落ちた滴の輝きだったのか。
心の中に優しい光が胸いっぱい朝やけの様にひろがってゆく。

なんて優しい時間だったのだろう?
そう思います。

そしてそしてそして!!
オッカー、パパになってるぅー。
みたい、な。

「親」の気持ちというモノが、ひしひしと伝わってくる。

それから大好きな楠見薫さん!
以前彼女を観た時は、細見さんと一緒に新宿の小屋で演っていて、
魔女で嫌われ者で、お母さんで、
そして変態…、と思ったら、ご本人が変態(褒めちぎってます)だったのですね、やっぱり。
そんな彼女の今回の客演は嬉しくて嬉しくて!彼女の魅力的な姿を大好きなキャラメルで観られて幸せでした〜。

それにしてもやっぱり、podcastのネタバレはドオキイぃッッ!!ってしますね。
毎回毎回「何の事?何の事?」って思ってしまうのですが、
久松さんのダンスシーンの素晴らしさなんかは「これかあああああ!!」と、独りで笑い過ぎてしまう始末…。やられたあ。
また、結構いじめられ気味?の畑中くんは、むしろ惚れてしまいました〜。
これが恋かと思ったよ…(笑)。
でも本当に素敵でした。


またしても帰り際、「どーせもうないだろー、別に1っかい食べたからいいや〜、フンフ〜ンッ」なんて思っていたみき丸フィナンシェがラス1で、それを確認した途端に購買意欲が↑。
それなのに、お財布の小銭が微妙に足りず、加藤さんの前でナチュラルに恥をかく。
大人なのに、ねえ…。
どうせお札を使うなら悩んでいた柳美里さんサイン入り原作本も買ってしまえ!!と、買ってきました♪
次に読む本が決まって嬉しいです。
でもって劇場を後にした直後に、「しまった加藤さんにもサインおねだりしてしまえば良かった!!」
と、気づいたのです…。
今日は変なミスばっかりぃ…。


今回のロビーのみき丸はなんだか盛り上がって輝いてました。
みき丸も10周年?だそうで、過去のコスプレの投票箱が。
「なんだ、おまえもめでたいんだね。」
って独り心の中で話しかけてしまいました。

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次回、クリスマス公演のチラシをみたら、なんだかキャラメルじゃないみたい!?

どんななんだーーー!?
ドキドキするよー。

琥珀さとこ


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