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コーヒー器具のススメ(益子焼) [おすすめ]

一筋のお湯が注がれる流れの先に
モコモコとコーヒーが膨らんだ表情を見せるとき
湯気に包まれて心地よい時間を感じる。
ドリップする時間は集中力が生まれる神聖な時間だ。
これはコーヒーだけじゃなくて日本茶とかもそうなんだろうな。
また、水の音というのもこの時間の演出にちょうどよかったり。
コーヒー器具にもあれこれこだわってみたいけれど
ドリッパーは結構物議を醸し出す。
三穴と二穴と一穴の差とか。
ネルとペーパーの違いとか。
あれこれ言って、驚いたのが
益子焼の大高さんのドリッパー。
コーヒー好きの誰かさんが
あれこれ細かく注文して
大高さんにしか出来ない技術と
大高さんのデザインで現在試作中。
100512_1758~01.jpgこれは第2弾。
100512_1804~01.jpg ズバリ円錐型に、高く備えられた溝がペーパーとドリッパーに絶妙の距離関係を与えてくれる。
100512_1838~01.jpg この溝の高さが、驚く程ティスティングに差を与えてくれる。 コーヒーを注ぐと綺麗にラインが浮かび上がる。
DSCF7970.JPG 土が乾かないうちに張り合わせるのが大変だそう。
100512_1804~02.jpg ドリッパー受けにかたどられたさりげない網目模様が益子焼きの温かさをつたえてくれてる。
100512_1836~01.jpg この日、ドリップは失敗したのだけれど、 その後円錐型のプラスティックのドリッパーで比較のためドリップ。今度は上手に膨らんだのだけれど、コーヒーを普段飲まない人でも分かる程の歴然とした味の差が…。 舌にまとわりつく雑味と口に残る重たい苦み。 大高さんのドリッパーでいれた時は存在しなかったコーヒーの嫌み。 さっきは美味しく感じた同じ豆なのに。 改めて器具の重要性を実感。 これでも十分立派な作品だと思うのだけれど、まだ改良の途中との事。 完成が楽しみ。 右端のはフィルターを置くための器。なんだかアロマポットみたいだけれど。 手に吸い付く様な触感の良さは焼き物ならでは? 大高さんの優しい作品ならでは?
DSCF7973.JPG

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